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2008年5月26日 (月曜日)

イタリアのエレベーター

日本ではエレベーター/リフトの事故が時々あるようですね。
イタリアでそれはほとんど聞きません。
性能がいいっていうわけではないんですよ。
 

機械をはなから信じていないということです。
日本人は信じ過ぎね。
 
 

イタリアのリフトは日本のと違ってお粗末なものです。
箱が降りてきても自動で開くものは全体の30%ぐらいでしょうか。
 
 

扉を手前にあけて内側の扉を逆観音開きに押しあけて入り、
外の扉を閉めて、内扉を閉めて行き先階のボタンを押す。
 
 
車椅子の人は一人では無理。
 
 
だれですか、
これを聞いただけでキ〜〜〜ッ(イライラ)となってる人は、、、。
 
 
中はとにかく狭い。
4人が限度っていうのが普通。
 
 
これで、物を運んではいけません。
あくまでも人間だけね
たいがい一人80キロとして320キロまで、という表示や
420キロまでという表示があります。
 
 
そして、「12才以下の子供が保護者無しで利用してはいけない」のです。
これけっこう日本人は知りませんね。
そして、近所の人から苦情が来る。
 
 
機械というのは壊れるのが前提なのでたまたまそこに子供だけしかいなかったら
対処できないそうです。
パニックを起こしてしまう。
 
 
万が一、子供だけでのっていて事故が起きた場合。
親が国から訴えられます。
保護者責任遺棄です。
虐待につながります。親権がミラノ市に移ってしまったりします。
 
 
先日、ミラノのマルペンサ空港に友人を送りに行った時に
早めについたので上に行ったり下に行ったりとウロウロ。
さて、そろそろ、チェックインの時間だわ、と言ってリフトにのり、
その階のボタンを押したところ、あれ?
 
途中で停まってしまったのです。
いちおう、新しい空港で自動で開閉する大きな荷物も運べるリフトです。
 
 
速やかにアラームボタンを押すと向こうから
「どうしましたか?」と質問。

「途中でとまってしまいました。」
 
「すぐに係の者が行きます。そのままお待ちください。」
 
状況を友人に説明したところ、その人はパニック状態 shock(大人なのに)
色々なボタンを押し始めました。
これ、一番やってはいけないことなんです。
 
 
10分経ち、「すぐに係の者が、、、」って言ってたのを思い出し
再度アラームの黄色いボタンを押しました。

「はい、どうしましたか?」

「先ほどと同じ者です。いつ係の人が来てくれるのかしら?」

「今、そちらに向かっているところです。」(昔のそば屋の出前?)
 
 
友人はパニックをおこし、「あぁ、このまま出られなかったら、、、」
などと騒ぎ、扉をバンバンたたき出したのです。shock
そっちの方が恐い、、、
 
 
ついにごそごそ音がしました。
救援に来てくれたのです。
扉が開きました。

でも、普通に開くところではなくて私達の位置は床から70センチぐらい上です。
そこから飛び降りなければならないことに、、、。
ま、這い上がるよりも楽か、、、(楽天家)
 
 
はしごも何も用意してないの。
 
 
無事救出されたわけです。
 
 
日本だったら誰かが謝る。
形式でも謝る。
でもここはイタリア、そんなの何にも無し。
恐かったでしょ?って心配してくれてもいいのにね。
 
 
何事も無かったように黙々と修理を続けていました。

友人の顔を見たらビックリ、玉のような汗、、、
もう、外には出られないかと思ったそうです。

イタリアのホテルなどでリフトを使うときは
自分が行きたい階のボタンだけを押してください。
閉まる、開くはあっても押しちゃダメ。
反応が悪くてもゆったり待つことがポイントです。
 
 
あんなものガチャガチャ押すようではまだまだ修行が足りない(笑)
早ければいいっていう時代は古い。coldsweats01
だいいち、美しくないです。
優雅にいきましょう。

ねっ!

コメント

優雅、いい言葉ですね。
私個人では、平安時代の優雅さや侘寂の世界が好きですし、日本にも優雅な文化があるはずなのに、「日本人、そんなに急いでどこへ行く」(少し古い・笑)。
国民性、危機意識の違いもあるでしょうが、面白い話です。

六月は、日本ですね。今はいろいろ慌しいでしょう。
お気をつけてお帰りください。そして、“せっかち”な日本を楽しんでください(笑)

影法師さん、こんにちは ^^
優雅さは人間の最高の姿だと思います。
わび、さびの世界を感じられるのは日本人だけかもしれませんね。
もうすぐ日本。梅雨時の日本でしょうが、
それもまたおかし、ですね(^-^)

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